2009年度アメリカ白内障屈折矯正手術学会を再び制覇!


2009年度アメリ白内障屈折矯正手術学会ASCRSにて学会賞を再び受賞。18回目の大賞であり、世界で最多の栄誉に輝いた。
春に行われる、眼科の世界大会が、本年は米国のサンフランシスコで開催された。世界中から最先端の手術療法と臨床研究が発表された。学会最終日に、恒例の本年度の眼科学会最高賞の表彰がありました。


本年はアメリカ映画のアカデミー賞にて日本の映画が受賞した。この際に、受賞者にオスカーと呼ぶトロフィーが授与された。実は眼科学会でもこれに良く似たトロフィーが贈られる。我々はこれもオスカーと呼んでいます。アメリカの眼科学会は、完全な実力主義であり、外国人でも特に差別はされません。要は最高か否かでしかなく、アメリカの最も良い文化です。
2009年度のアメリ白内障屈折矯正手術学会にて、再び連続して、この栄誉ある受賞を受けることができました。

学会会場のサンフランシスコはアメリカ人が最も住みたいと、人気が高い場所です。良い大学も多く、うまいレストランも多く、人々も親切で、治安も良いところです。偏見があまり無いので、同性愛者の人々も多く住む都市です。
ケーブルカーで有名です。坂が多いために、ケーブルカーが無い頃は、馬車が坂を登れずに滑り落ちたりする事故が多発していました。そこで、地下にケーブルを通して、そのケーブルを掴むようにして木製の写真のようなクラシックな車両が坂を運転しています。
ケーブルカーが出来てからは、坂の上に大金持ちが住むようになりました。なんといっても景色が良いですから。しかし、サンフランシスコは地震が多く、20世紀初頭のサンフランシスコ大地震で個人豪邸は倒壊しました。その後は数々の高級ホテルが丘の上に建っています。


サンフランシスコ湾の中ほどには、アル、カポネなどの凶悪犯が収監されていた監獄島のアルカトラッツが見られます。陸地からすぐ近くなので、脱出は不可能、と豪語したのが不思議な気がします。実はサンフランシスコ湾は寒流の為にとても寒く、潮流の流れも強く、かつ海峡にはサメがいるために、仮に脱出できても無事には済まないのです。ところが、あるときに、自分の顔を紙粘土で作り寝ているように見せて、スプーンで掘った穴から脱出した者がいます。クリント、イーストウッド主演で映画化されています。アルカトラッツ島に観光船が出ているので、何年も前ですが訪ねたことがあります。実際に使われた、人の顔を模した紙粘土や穴を掘ったスプーンが展示されています。果たして本当に脱出は成功したのか、この脱出劇の顛末は誰も知りません。しかし、死体も見つからず、消息も分からないので、脱出に成功したとされています。そのおかげか、その後に、この脱出不可能の監獄島は閉鎖されました。
観光で訪ねると、独房の中にも入れます。中に入っていると、突然に電気錠でドアを閉められてギョッとさせられるのはご愛嬌ですが。アメリカでは移民をまず収容したエリス島がニューヨークにありますが、人々の写真を見ると、個々の生活に思いが馳せます。このアルカトラッツは、移民とは別の囚人という人生ですが、歴史のかなたに流れていった時間を感じるという意味では、エリス島で感じたような妙な深い感慨を同様に受けたものでした。


授賞式では元学会会長のソルントン先生や選考委員長のフィッシュカインド先生など、私にとって長年交流を続けている先輩眼科外科医と旧交を温める場所でもあります。私は眼科の技術をアメリカで教育を受けたことから、学会でもアメリカの世界大会が最も慣れ親しんでおりかつ最高の努力を傾ける場所です。常にアメリカの眼科医療レベルが世界の先頭にあります。そのアメリカで私は多くの世界中の眼科医の指導を続けることが、ひいては深作眼科のレベルを常に世界最高の状態であることができる源です。

今回も新たな挑戦で、眼科形成外科の手術法への受賞です。全ての方が、年齢と共に皮膚がたるみ、かつ筋肉が緩みます。眼を開ける瞼が下がってきます。これは眼が見えにくいだけでなく、眼を開けるのに眉毛を上に引き上げるようにします。眉毛が上がるときにおでこの筋肉は緊張してそれが首や肩の緊張をきたします。これにより頭が重くなったり、首や肩が凝ったりします。患者さんはこれに対して整形外科、脳外科、はては精神科などに行く方が多いのです。でも、原因が眼ですから治るわけがありません。多くの頭痛、首や肩の凝りなどの多くはこの眼瞼下垂が原因なのです。当院のレーザーメスを使った、最小限の出血で最大の効果と最速の回復を可能とする手術により、患者さんの苦痛を取り除けます。こんな当たり前の病気でも結構ちゃんと治療されていないことが多いのです。深作眼科は白内障緑内障、近視矯正などの眼の前の部分だけでなく、網膜剥離、糖尿病性網膜症などの眼の後ろの部分でも世界最高の技術と設備で対応しています。他所で回復できないような状況になってから何とかしてほしいとくる方が全国から来ます。患者は異口同音に、深作眼科を早く知りたかったと嘆きます。患者さんは貴方のお友達や知人、家族に対して、早く世界最高の治療を受けに、深作眼科に行きなさいとアドヴァイスしてやってください。これが、貴方と周りの人々を幸せにする方法です。