おもいっきりDON生放送出演

1月の18日の4チャンネルの人気ある昼番組"おもいっきりDON"に生出演しました。
そもそもは中山秀さんの、ウチクル担当のプロデューサーを手術して、多焦点眼内レンズを移植したのですが、彼は手術後には両眼とも裸眼で1.5で、近くも細かい辞書の字さえ裸眼で良く見えるようになりました。このことを中山秀さんに教えたところ、そんな世界第一の深作先生をぜひ紹介したいと、別の番組ですが、おもいっきりDONのプロデューサーから出演の依頼がありました。

そもそも、白内障手術は眼科で最も多いのです。どの施設も手術をします。しかし、結果は全く違うのは多くの患者さんが感じているとおりです。深作眼科は18年間連続で、眼科手術の質のランキングで世界第一位を維持しています。さらに網膜剥離での成功率が100%と、信じられないような良い成績です。しかし、これは当然です。理屈に合った、科学的な態度と常に研究を怠らないで世界最先端を歩んでいること、また常に最先端で最良の機械を使用していることです。
先進医療の多焦点眼内レンズ移植術は裸眼で全てのものを見ることが可能な新世代の手術です。レンズだけならどの施設でも調達できます。しかし、このような精密な手術を要する最先端手術では、手術そのものの腕の差が歴然と出ます。多焦点レンズ手術は15年ほど前から海外では行われ、私も海外で実施して来ました。その果実を日本の患者さんに3年前から提供しています。近年では、日本でも多焦点レンズについて宣伝しているのを見ます。しかし、実態は、日本全体の3分の1の症例は深作眼科で施行しています。さらに、当院での手術後結果の良さは、世界中でも最も良い結果です。やはり、同じ多焦点レンズを使っても、結果は全く違います。白内障のカプセルの窓を中央にずれも無く完全な円形で作る技術と、カプセル内側に薄く残った皮質を完全に取り除く、上級者のみ可能な高度な技術が、良い結果には絶対に必要です。これらは完全に上級者のテクニックです。これを甘く見て、通常の白内障手術の後に多焦点レンズを移植すると、かえって近くも遠くも見えない結果となります。やはり、私のように今までに10万例の経験があり、世界の主要な学会でほとんど全ての賞を受賞して、アメリカ眼科学会で役員をして、いち早く最新情報が得られる、このような多くの困難であるが本質的な項目に近づける眼科外科医のみが、多焦点レンズ移植術後に良い視力結果を得られるのです。
おもいっきりDONの出演者の方々も目の悩みを抱えている方がほとんどです。皆さんもまた深作眼科にいらして手術を受けたいと、CMの間の時間に個人的な相談をいくつも受けました。

おもいっきりDONは生放送ですが、朝からリハーサルを繰り返します。リハーサル相手は番組のプロデューサーやディレクター、また局アナの馬場アナウンサーなどです。2回目のリハでは中山秀さんも入ります。しかし、ゲストはぶっつけ本番です。その結果は、リハーサルでの想定問答集は全くはずれで、関係ない質問が飛び交いました。初めは、そんなの聞いてないよ。と、私自身の声が上ずってトーンが高くなっていたと思います。しかし、色々と真剣に聞いてくるゲストの方達は、私にとって患者さん達なんだと思い至ってからは、患者に話すようにとてもスムースに話せました。

放送後の問い合わせは非常に多く、もともと患者が多い病院がさらに多くなっています。特徴的なのは、難しい患者が多いことです。大学病院や総合病院の眼科ですでに手術を受けて、病気が治らず、どんどん視力が落ちている方々が、藁をも掴む気持ちで日本中から来院しています。不思議なのは他院ではなぜ網膜剥離が直せずむしろ網膜をぼろぼろにして後の治療ができないほどに追い込んでしまうのか。深作眼科では網膜剥離手術の成功率は100%ですから、他院での手術後の網膜が剥がれたままの方があまりにも多いことに愕然としているのです。私はドイツで網膜の手術、とくに硝子体手術を習得して、かつヨーロッパの網膜硝子体学会の専門医になっています。機械もBIOM4という日本では深作眼科にしかない機械で網膜全体を把握しながら、23G の最新式硝子体機械と27Gのキセノンライトや網膜専用の顕微鏡下で手術を進めることで、完全に全症例で網膜剥離を治せるのです。
多焦点レンズの手術はあくまでも遠くも近くもそのままで良く見える手術です。とくに若い人の白内障手術には圧倒的に利点が多いのです。単焦点レンズ移植では老眼の問題が若い人も悩ませます。アトピー性皮膚炎の方には白内障がとても多い。眼が痒いので、眼を叩いたりこすったりすることで、外傷性の白内障になります。さらには角膜にも力が加わり、円錐角膜を起こしたり、網膜も裂けて網膜剥離も多くあります。最近の20歳代のアトピーの患者ですが円錐角膜と真っ白になった白内障の方を手術しました。このような例こそ深作眼科のような超専門家施設でしか手術はできません。この方は、光しか感じなかったのですが、深作眼科に運良く来院して、角膜移植術、白内障手術、多焦点眼内レンズ移植術を施行しました。この結果、もともとは光だけ感じる光覚弁だったのが1.0みえるようになりました。多焦点レンズを使っているので老眼を感じることなく、遠くも近くも良く見えて喜んでいます。