2011-01-01から1年間の記事一覧

網膜剥離

この朱色の手術風景は、プロ画家でもある、私の、S100号の油彩大作作品である。冷静な気持ちの中で、困難な病気の患者を何とか助けたいと、極端に集中した熱い気持ちを、絵の中に表している。毎日毎日、燃える使命感で、多くの人々を、眼の病から救ってやり…

新国立美術館

昨晩、アメリカのフロリダで開催された世界中から約5万人も集まる、眼科アカデミー学会から、帰国した。私は日本人で最初のアチーブメントアカデミー会員として、世界の最先端の眼科知識と技術を討論しあう学会で毎年発表する。 しかし、日本を留守にすると…

青年は荒野を目指す

『光を!光を。開眼手術』深作秀春、作画、油彩、100F 僕が高校生の頃だったか、五木寛之さんの同様な題名の紀行小説があった。シベリヤ鉄道でヨーロッパに行きフィンランドのホテルに泊まり、そこでの恋愛などが描かれてもいた。 これは後日初めての海外旅…

Never Ever Give Up、(決して絶対にあきらめない)

3月11日の東日本大震災は今日でも多くの傷跡と後遺症を残している。 毎日の診療と手術件数が日々増えていることからブログを書き込めなかったこともあるが、大震災後の不安な心理を僕自身も感じていることもブログの遅れている理由でもある。 福島を中心に今…