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 最近は全ての手術を僕が施行している。1月から3月までは多焦点眼内レンズ白内障手術を毎日30件も施行してハード過ぎた。と思ったら4月からは網膜剥離緑内障手術が普段の2から3倍も来て、その手術でてんてこまいである。診療後に毎日夜中まで1日8時間の連続手術だ。先日ある大学の内科教授と話したら、コロナ感染患者を大学病院で入院させてコロナの院内感染も起こったために、外来制限や手術制限を続けているのだそうだ。眼科などはずっと機能して無いそうだ。失明につながる緑内障網膜剥離患者が日本中からより多くくるわけだ。全国の大学病院などから患者が深作眼科に来ている。ただ相変わらず手をつけ悪くしてから来るのが多くて困る。是非手付かずで何もしないで、手遅れなく来れれば、必ず治せる。
 
 これらの事情で毎日の仕事が14時間ほども連続して診療と手術を続けている。しかも、世界最高の眼科外科医と国際眼科学会で特別表彰を受けたプライドにかけても、患者には常に世界最高の眼科治療を届けている。その後眼科医師を5名追加して雇用したが、やはり手術は任せられない。世界的に見ても優れた眼科外科医は少ない。もっと言えば僕の理想とする世界最高レベルの眼科外科医は1万人の眼科医に一人くらいしかいないのだ。世界最高の眼科医療を日本人に届ける為に、今後も頑張るしかない。
 ただ昨日はあまりの疲労困憊でベッドに眠り込んだ。久しぶりに8時間も長く眠り、そして元気になった。スーパーマンになったような力が湧いてきた。そして久しぶりに油彩画を描いた。先日まで実は日本画大賞に応募する為に大型の日本画を描き入選した。でも今日は油彩画の気分だ。僕は6歳より油彩画を描いてきた。アメリカで眼科医になった時に世界一の眼科外科医となろうと奮い立ち成就した。さらに未だ成し遂げられないが、パリのホテルでピカソを超える画家になりたいと奮い立った思いは続いている。今晩金曜日の夜は平井堅の歌をCDで流しながら、油彩を描き続けている。