網膜剥離から復活したボクサー


 昨日、夜にテレビをつけるとボクシングの試合が有った。「網膜剥離での失明の危機を克服して試合に臨んだ」と解説が聞こえた。この試合の勝者Nが、実は僕の患者だったのだ。
 実は先日も網膜剥離の失明の危機から、僕が手術したことで治り、復帰し世界チャンピオンに返り咲いた僕の患者のYの試合が放送されていた。
 以前は、網膜剥離になると引退しなくてはならないコミッショナー通達が有った。Yは日本チャンピオンを取ってから網膜剥離になり視力も0.1以下になった。この為に近医の大学病院の眼科教授の手術を受けた。しかし、世界では行われていないのに日本ではいまだに標準手術法であるバックリング法で行われてた。当然治るわけが無い。一見落ち着いたようになっても、眼に衝撃が加われば、バックリングはずれる、ずれてさらに網膜剥離が起こる。彼はエクソプラント法でのシリコンを巻いていただけなので除去しやすいし、眼球強度も充分あるので、バックリンングを除去した後に、最先端の小切開硝子体手術を施行し治した。彼はその後復帰し、世界チャンピオンに上り詰めた。3年より以前ではコミッショナー通達が有る為に、Yは網膜剥離の手術したことは内緒であったようだ。接近戦のブルファイターで眼への衝撃が強かったが、当院での手術は完璧なので眼は耐えた。その後に王座を失ったが、クラスを変えて先日の復帰戦で再びYは世界チャンピオンとなった。その間に実に多くのプロスポーツ選手の網膜剥離の手術をした。深作眼科で手術して世界チャンピオンになった患者が増えた。この為にコミッショナー通達が変わった。網膜剥離が完全に治ったボクサーは試合に復帰できるとコミッショナー通達が変更になった。実際は深作眼科で完全に治した患者は復帰できるとすべきなのだ。なぜなら、いまだに多くは日本の大学病院の標準法のバックリング法をすでに受けて失敗してくる患者が多い。初めから深作眼科に来れば必ずスポーツに復帰できるように直せるからだ。しかし、他院ですでに手術していると必ずしもいくら直しても復帰が難しいことも多くなる。
 具体的な例で言おう。注意しないといけないのは、これがインプラント法でのバックリング法なら、ずれないからスポーツに復帰できると言う医師がいるがとんでもない。インプラント法は強膜ポケットを作る為に、強膜の厚さが約半分になり眼球の強度が極端に落ち、衝撃を受けた時に眼球破裂が起きることもある。しかも強膜ポケットを作った時点で眼球に穿孔している例も少なくない。先日の主治医の見つかる診療所での加齢黄斑変性が治ることを証明したことへ、誹謗中傷した某有名医師はこのインプラント法を行っている。この施設から助けを求めて来る患者が結構多い。その中に手術中のインプラント方法での強膜ポケット作成中に強膜穿孔を起こし、手術中に硝子体線維が外に脱出した症例の患者が助けを求めて当院に来た。埋め込まれたバックリングをはずすと、なんと下から強膜の裂孔が見つかり、そこから眼の中の水がビューと漏れてくる。さすがにこちらもびっくりした。後日に(手術当日までに某医師はカルテコピーを患者に渡さなかった)某医師のカルテを参照すると、手術中に強膜を破ったとある。私も驚いたが、そこは他院で失敗した症例の多くを手術している当方なので、慌てることも無く落ち着いて、テノン膜を利用して丁寧にパッチして直し、当院の高度に洗練された硝子体手術にて完全に直し、視力も0.3から1.2まで回復させた。しかし、そのボクサー患者は、某医師によりすでに強膜穿孔をさせられている為に、眼球の強度が弱いので、ボクシングはもうやめた方がよいであろうとアドヴァイスした。彼は残念そうであったが、視力が完全回復できたので納得して、別の道を歩み始めた。残念だが、初めから深作眼科で手術をしていればボクサーに復帰できたはずだ。「手遅れになる前に」、「他院で手を付けないで」、「深作眼科で、高度に洗練された超上級者の硝子体手術での、網膜剥離手術を受ける」といった3大原則を守ることが現代世界で網膜剥離を直す王道であるのだ。




昨日の試合の勝者Nは非常に賢かった。彼は安易に日本の大学病院でバックリング法を受けたりしなかった。新人王を取った後の網膜剥離の発症にも慌てることなく、最初から深作眼科に来院したのだ。彼は両眼の網膜剥離が有った。放送でもアナウンサーが何度も述べていたが、彼は網膜剥離での失明の危機を乗り越えて試合にこぎつけたのだ。本来、深作眼科で完全な手術を受けられてので復帰できたと伝えるべきなのだ。そうでないと他院で手を付け、潰れてからでは取り返しがつかないのだ。このボクサーは賢かった。網膜剥離は深作眼科で完全に治癒した。彼Nも他の深作眼科の患者のように、世界チャンピオンになってもらいたい。
 網膜剥離をボクサーなどの病気だと思っている人が多い。とんでもない。最も多いのは2つの峰が有る。一つ目は10歳から15歳くらいの子供なのだ。ちょうど野球やサッカーやテニスなどスポーツを始めて、ボールが目に当たって網膜剥離を起こす事が非常に多いのだ。近医にかかり大きい病院をと大学病院などを紹介される。そして、すぐに手術を勧められる。あわてた母親は冷静に考えることも無く、その大学病院で手術を受け、そして失敗する。患者は子供だがだんだんと見えなくなって不安を訴える。母親は主治医に言うと、大丈夫「日柄ものだ」などと述べ、そのうち主治医は大学から他の病院に移り判らなくなる。母親はパニックになるがもはや手遅れである。こんな例がいままで日本全国から数千例も深作眼科には来院するのだ。母親は延々と他院の不満を述べ続けるが、もはや手遅れなのだ。ここで気をつけなくてはならないのは、大学や総合病院での眼科は基本的には研修病院であることだ。研修とは練習病院である。冷静に考えれば分かるが、研修病院は練習機関なので、患者は練習台になるのだ。当然最高の眼科手術など無理である。「研修病院」はうまくごまかした言い方だが、「練習病院」と同義語なのだ。日本語は同じ意味なのに耳に心地よいごまかし言葉が多く、「練習」を「研修」と述べ高尚に聞こえるように誤魔化している。それを週刊朝日など笑ってしまうが、手術件数のランキングを研修病院だけに限定したのだ。「研修病院とは、練習病院」であるのだから、どちらかと言うと「悪い病院のランキング」なのか。まさかブラック・ジョークでもあるまいし、「研修病院を除いて」「いい病院」をランキング付けするほうが、どちらかというとまともな対応だ。真実は全く逆なのだ。僕は研修病院は必要悪だと思う。大学病院などの学校では練習は必要だ。しかし、患者に誰が手術をして誰が指導者として付くのかを、契約書を交わすべきである。患者は愚かにも、大学病院や総合病院の眼科が練習病院である事実に目をつぶっている。しかし、他も問題が多い。何と町医者が最近多くの手術をしているが、日本の大学でしか研修したことも無く、世界の学会で発表もしないような施設の医師が、世界の最先端の医療などできる訳が無いと思う。真実を隠したり歪めたりするのはもうやめにしようではないか。深作眼科が突出して手術件数が日本で多いことを、既に述べた加齢黄斑変性のテレビについて誹謗中傷した某医師などがここでも暗躍し、週刊朝日のランキングから外すように働きかけて研修病院限定としたのだ。何故、どうどうと面と向かって、僕とフェアに対応しないのか?卑怯者は裏の権力を笠に着て妨害したがるものだが、日本男子とは思えない卑怯ぶりである。その某医師らが手術を失敗した患者を当方は治して、彼の訴訟問題となるのを救ってやっているのだ。もちろん彼は感謝などしない。『深作眼科の手術件数が突出しているのは、日本全国から非常に難しい患者が群がって来院するからだ。』。半数以上は各地の大学病院などで手術を失敗した患者である。そのような事情を知らないで、かつ世界最高の医療とは何かを知りもしないで誹謗する者達が手術失敗した患者を救うのは止めたくなる。しかし、患者は泣きそうな顔で言うのだ。「早く深作眼科のことを知りたかった」と。眼科手術ほど日本のレベルが世界のトップレベルから遅れている分野は無いであろう。僕自身が教育をアメリカやドイツで受け、いまや欧米で欧米の医師を教えているので、常に世界の最先端のさらにトップのレベルの先頭にいることが宿命であるのだ。日本人同朋を救うことを念頭に、横浜西口本院と東京六本木院で、一人でも多くの患者を救おうと奮闘努力している。3原則を繰り返そう。手遅れになることなく、他で手を付けず、できるだけ早く深作眼科で検査手術をする。これであなたの眼は治るであろう。

 東京も横浜でも世界のVIPの多くが患者で来院する。それだけ世界中で知られている日本で唯一の眼科施設なのである。六本木周辺には大使館が130以上あり多い。その大使館の半分の大使や公使などは、深作眼科の患者なのである。いずれ世界中のVIPが深作眼科に来るようになりそうだ。


 時に、日本に国賓で来日し、天皇陛下や安倍首相にお会いした翌日に、深作眼科に来院する大統領や首相もいる。この時に困るのは過剰な警備である。この写真時も、警備車両40台やSP(警備の警官)が150人も来て困った。他に一般の患者が300人もいるのにである。できるだけ少ない人数で来るようにお願いしている。時には私が海外出張時に、当地の大統領を診なくてはならないこともある。これらの世界最高の医療を、日本人の患者には最優先で診療しているのだ。先ほどの3原則、手遅れにならないで、手を付けずに、深作眼科に早く行こう。