横浜4つ星レストラン



この写真は、最近食べたのですが、実においしくまた身体にも良い食事でした。
東京で最近ミッシェランから星ランキングが発表されました。このうちの、唯一、日本人でフランス料理の三ツ星シェフに選ばれた方が、NHKのプロフェッショナルという番組にでており見ました。さすがに、その道で注目された人だけはあります。料理に取り組む姿勢には芸術レベルのひらめきがあります。どのような道であり、共通項を感じました。
今回は東京だけで、横浜は入っていませんでした。横浜も東京に次ぐ大都会であり、良いレストランも沢山あります。私が知る中で、ミシュランでも星に付けられるシェフと思うレストランで食事をしました。しかも、今回の食事の基本は安全な健康な食事というのが味噌です。無農薬安全野菜やどこで取れたかが分かっているものばかりの素材です。ですから、味も、見た目も良く、三ツ星にさらに安全健康な素材でひとつ星を追加して四つ星としたわけです。
このレストランは実は、我々の関連する一階にあるレストラン伽羅です。私が経験豊富なシェフにはっぱをかけながら、健康でおいしくて見た目にも芸術的表現をするようにと、現在定期的に試食会を開いています。もともと彼らは、ホテルニューオータニなど一流のホテルの最前線で腕を振るっていた者たちです。
かつて、著名なホテルのリッツカールトンのオーナー社長が、大病したのをマクロビオティックで直したことで、取り締まり役員会での講演を依頼しました。そこで、マクロビオティックを進める久司道夫さんが話した内容を思い出します。『あなたたちは、グルメと言って、不健康な食事を提供して、病人を沢山作っている。役員の皆さんもグルメが過ぎて、いかにも不健康そうです。本当に大切なことは、グルメこそ、健康を提供する食事でなくてはなりません。』こんな内容でした。そのことに感銘を受けた彼らは、世界のリッツカールトンホテルの中で、マクロビオティックの哲学に基づきながら、しかも味も追求するメニューを一部に取り入れるようになったそうです。ただ、ごく一部であるのが残念です。味、見た目、雰囲気の三つ星だけでなく、第四の健康を追求した星について、ミッシェランにも気づいてほしいものです。
我々のレストランは医食同源に対し、真摯に取り組んで来ました。しかし、健康食だけでは、味を楽しむ人々からそっぽを向かれてしまいます。味にこだわる人は、逆に不健康な本来の味とは違う脂身だらけの霜降り牛肉や、異様に甘い砂糖だらけの食事で身体を損なっていることが多いようです。伝統的なフレンチは新鮮な良い食材が入らないので、濃いソースで味付けをしていました。中華も食材が分かりにくい濃い味が多いものが多いですね。
まさに、おいしくて健康に寄与できる食事が出来たなら、多くの人も大歓迎なはずです。それを目指して、伽羅のシェフは努力して最高のメニューを増やす努力をしています。
いましばらくで、3つ星プラス健康の、4つ星レストランとして自信がつくメニューが多く揃えば、今度は日中の営業だけでなく、食事を目的に来るレストランとして、夜も営業する予定です。そのときは、リッツカールトンで試みてる、グルメで健康に寄与する料理の上を行くはずです。世界中での出張時に評判のレストランの食事の探検をしています。いずれ、これのどこにも負けないものを伽羅は提供できると信じています。