眼科手術学会

2008年1月31日
明日朝9時から横浜で眼科手術学会があり、第一番に発表があります。演題は極小切開でのトラベクレクトミーです。
緑内障は治らないと決め付けている患者さんも多いようです。でも、それは間違いです。緑内障は早期発見早期治療がなにより大切な分野です。薬も多いのですが、薬は緑内障進行をゆっくりさせる効果はあっても、根本的に直すものではありません。適切な時期に適切な手術療法を選ぶことが重要です。ただ、緑内障は、白内障などの手術と違って、効果が不確実な面があります。しかし、決してあきらめないで、いくつかの方法を組み合わせることで必ず進行を食い止めることができます。しかし、手遅れになっては駄目です。早く見つけて手術を多く経験している施設に相談することです。我々は世界でも最も多くの緑内障手術を経験している施設です。緑内障だからといって、決して悲観することなく、また手遅れになる前に早く受診してください。