「やってはいけない目の治療」は正しい治療のお勧めの本だ

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 ボクサーに網膜剥離が多いのはよく知られています。顔にパンチが当たった瞬間をテレビなどのスローモーション映像で見ると分かりますが、顔が信じられないほどに歪んでパンチがいかに強力かが分かります。後楽園ホールでボクシングの試合を見たことがありますが、顔などにパンチが当たるときに、バシバシ、ボスボスと鈍い音がして汗のしぶきが宙を舞っているのを見ると、そのすさまじい破壊力が理解できます。確かに網膜が避けてまくりが起きるのは当然なのです。
 ところが、花粉症などで目をこする人でも網膜剥離は起きるのです。しょっちゅう目をこするということは、弱い力でもボクサーの強いパンチ一発くらいの力は目に加わっているのです。アトピーの方はより明らかです。アトピーの方は一日に数百回と目をこすり時には叩く人もいます。この際の目への衝撃は合わせるとかなり強い衝撃です。多くの10代や20代の方が、白内障網膜剥離になっています。脳は頭蓋骨に心臓は肋骨に守られていますが、目はむき出しの臓器なのです。外傷に極端に弱いのです。
  昔の、辰吉(たつよし)丈一郎などのころはバックリングによる手術〔シリコンバンドやスポンジを眼球の外から縫い付けて凹みを作り、眼球に冷凍凝固を当てて、炎症によって網膜をつけようとする術式〕しかなく、激しいスポーツをすれば必ず網膜剥離が再発するので、ボクサーを引退せざるを得なかったのです。しかし、我々が器具から開発した小切開で無縫合の硝子体手術でなら完全に網膜剥離を治せます。網膜剥離になる硝子体線維の牽引を完全に取ることもあり、時間をおけば網膜剥離手術後に激しいスポーツもできます。気を付けなくてはならないのは、日本では世界ではもはや行わなくなったバックリング法を、大学病院や総合病院のような研修病院では行っており、本質的意味では網膜剥離が治らないのです。世界最先端の深作眼科では当院で開発した小切開無縫合の近代的な硝子体手術で、必ず治します。
 深作眼科は世界一手術件数が多いので知られています。特に白内障緑内障、そして網膜剥離の手術は、手術件数が一位だけでなく、その手術成績が世界で最も良いのが特徴です。とくに子供の網膜剥離は、研修病院ではやらないほうが良いのです。多くが失敗して、若くして失明した子供がたくさん日本全国から当院へ来ます。初めから深作眼科で手術すれば、助けられた子たちがほとんどです。

この写真は人工網膜を模型眼につけているところです。放置して失明したり、他院で手術失明して完全に失明した人でも、将来に視力回復の夢が持てます。この装置はごく最近、アメリカのFDA(食品医薬品局)で認可になりました。