How dare you! 日本人の目を守る正義とは?

 

How dare you!(よくもまあそんなことが言えるものだ!How dare you say such a thing!) 

昨日の国連環境問題で16歳の環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、環境問題を後回しにして地球温暖化を無視して世界中に異常気象が起こり次世代の子供たちの地球を破壊している現状を、嘘をついてごまかしている参加した各国の代表へ言った言葉だ。

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大阪講演

先日の日曜日に、実は大阪で開かれた糖尿病関連の講演会で、最新の眼科医療について話した。いや、話そうとした。糖尿病は多くの目の病気が起こる。白内障緑内障、糖尿病性網膜症など世界の失明の1位2位3位のすべてが起こる。それ以外でも多くの目の病気が起こる。講演会では失明に至る目の順番に解説をしていった。特に誰でもかかる白内障は放置しておくと目の中の水が流れる隅角という場所が狭くなり、狭くなったために水の抵抗で眼圧が上がり緑内障となって失明する。国際眼科学会の世界宣言でも、緑内障の治療で最も有効で最初にやるべきなのは隅角を広げるためにも白内障手術をすべきである。という宣言がなされた。そして近年は多焦点眼内レンズの進歩が著しい。僕はこの多焦点レンズの一番最初から開発のグループの中にいる。最初にカナダのギンベル先生から誘われて、カナダの患者800人の多焦点レンズ移植術の手術後観察にかかわった。あれから30年弱もたった。日本で最初に本当の多焦点レンズ移植術も僕が行った。最初期の手術患者の細川護熙さんは十数年経つが、いまだに遠方近方とも良好で視力は裸眼で1.5も見えている。僕が眼科医となり目指したのは、裸眼ですべてが見える方法である。このために若い人ではレーシックの開発も行ったし有水晶体眼内レンズもいち早く日本で行ったし、白内障世代では多焦点眼内レンズを世界で最初に始めたグループにも入って海外で経験を積んだ。昨年のワシントンでの眼科の世界大会では、多焦点眼内レンズの世界から集まった結果の集大成を討論した学会で、パネリストとして一日中,世界からの発表へのコメントを、数千人の世界の眼科外科医へ発言した。文字通り、多焦点眼内レンズの世界の第一人者なのである。ところが日本国内にいると本当の多焦点レンズへの情報が入らない。この為もあり、大阪の講演会の参加者にも最先端のレンズ情報を伝えた。多焦点レンズの欠点である一時支払金が自費で高価であるのか欠点であることを指摘し、一方では保険適応の単焦点レンズであっても、これも僕が開発したモノヴィジョン法という方法で、それなりの裸眼視力が得られることも伝えた。非常に公平に話していたのである。僕は常にフェアであることを心掛けている。

ところが、この講演途中で、どうやら眼科医らしいのが参加していたようで、前に座った女が、質問時間が後でとってあったにもかかわらず、許可もなく匿名で、突然ヒステリックに「開放隅角だろう!」と怒鳴ったのである。僕はそのヒステリックな態度にムッと来たが、110名以上いる、僕の話が楽しみだといて参加してくれた聴衆者がいたのでおとなしく「そう開放隅角ですよ。でも白内障を放置していると、隅角が狭くなって緑内障が起こる可能性があり、白内障の前に緑内障で失明する方が多いのですよ』と答えた。しかし、その女は変わらずにヒステリックに、開放隅角だろう!と叫ぶ。どうやら緑内障が起こる仕組みを知らないらしい。このレベルの眼科医が日本では多いのですよ。さらに、興奮したのか、「糖尿病性網膜症を話さないで、多焦点レンズを宣伝している!」などと怒鳴るようになった。一対一なら退場してもらうように言っただろうが、他の僕の話を楽しみにしている方への意識も強いので、さらにおとなしく「順を追って話している。あとで糖尿病性網膜症も話します。それに宣伝など毛頭考えておりません」とおとなしく答えた。患者があふれかえっている当院で何が悲しくて宣伝などする必要があるものか。おとなしく答えたが、僕は怒りと悔しさで涙さえにじんだ。その女はぼくがおとなしく対応したからであろうか、さらに興奮して怒鳴っていたので、他の医師も含めた多くの参加者から、この無礼極まりない女に対して、「白内障の多焦点レンズの最新情報など聞きたいと思って楽しみできた」「深作先生のお話を、はなはだ失礼な態度で中断するのはやめてくれないか」「世界第一の眼科医に、免許があるかもしれないが見当はずれの自説を言う目医者は失礼極まりないし、拝聴したい我々に迷惑なので静かにしてくれ」という言葉が会場から届いた。

そのあと、僕は精一杯冷静に勤めて、話を終えた。ただ、目の前で訳の分からない遅れた知識しかない眼科医もどきが座り、侮蔑の言葉をまたは吐きやしないかとの思いで、すっかり調子が狂った。基本的に今の日本の眼科手術医療が世界の標準からかなり遅れており、治る目の病気が間違った遅れた眼科医療により、失明に至っているのが現状であるために、何とか世界最先端の医療を知識だけでも知ってもらって、人々の目を救う一助にしたいと、講演会を引き受けて話している。ところが、こんなヒステリックな女が前にいるだけで、大切な情報を伝えられなかった。網膜剥離の手術に日本で主に行っているバックリングは今や時代遅れであり、先進国で行っている最先端の硝子体手術で適切に手術すれば、網膜剥離は全て治る、などのいくつかの事項を伝えることができなった。さらにもっとも重要な情報の、手術の腕の差が手術後の視力そのものにつながる事実。つまり最高の眼科外科医を見つける努力が最も重要だというポイントも、ヒステリックな女が宣伝だなどと言ったので、伝えられなかった。

昨日も今日も朝早くから診療をして、もともと予定していた手術も多いのだが、さらに臨時の網膜剥離手術などを入れてしまい、また夜の10時過ぎまで手術室にこもった。スタッフは11時までかかった。この為にスタッフにタクシーを用意したり、帰宅できない者へはすぐそばのホテル宿泊を用意していた。日本のように手術代金が安い国では、このような過重な手術日程を立てると、手術している僕だけでなくスタッフも過酷な労働で疲れ果てる。さらに、タクシー券やホテル代金、スタッフの時間外労働など払うと完全な赤字の手術治療をしているのだ。このような治療を続けているのは、何とか人を助けたい、その一念だけでやっている。経済観念など全くない。やればやるほど、日本の安い手術代金や本当の国際基準の治療をしている当方には、補助も全くない状況では、赤字の手術を強いられているのだ。おかしな話で、大学病院など手術練習を中心としている研修病院には補助金が出される。昨日の手術も網膜剥離を研修病院で8回も受けて、網膜がボロボロになっている患者の手術を治す手術を施行した。研修病院は8回分の手術代金を取り、補助金ももらい、それで手術は失敗して失明の恐怖で、日本で最も良い病院の深作眼科を見つけて来たのだ。そして、夜中の手術を施行して、深作眼科は経費が掛かり赤字で手術終了したが、患者は治って喜んでいる。

これっておかしいだろうとは思う。でも患者を救いたい一心で常日頃頑張っている。ところが、大阪講演でのヒステリックな目医者から投げかけられた「宣伝しているだろう」との心無い言葉が刺のように引っかかっている。もう頑張るのをやめようかとも思ってしまう。僕の体力を支えていたのは多くの患者からの助けを求める声と声援である。でも、なぜ赤字で自らの命を削り、患者の目を守っているのに、しかも、患者の目をつぶしているのが、知識も技術もない、あの怒鳴って講演を中断させた目医者なのだから。見方を変えると、こんな不愉快な目医者の治療の失敗した患者の目を治しているということは、こんな不愉快極まりない目医者の尻ぬぐいを、僕は自己犠牲で行っているのだともいえる。こんな感謝するどころか実に不快にさせるバカな目医者の尻拭いなどやってられない、という思いが湧き出てくる。人を救うために正しい情報を伝えているのを、よりによって、宣伝だ!などと、それも多くの人々が楽しみにしていた講演会に潜り込んで、怒鳴りながらヒステリックに叫ぶのが、目医者のひとりなんですからね。あれから3日経つのに、頭が痛くて気分がすぐれないのです。それもで最も、今日も遅くまで白内障緑内障の手術をした後に臨時の網膜剥離の手術までこなした。いつまでもこんな自己犠牲は続けられない。人を救うという使命感が、頭のおかしな技術の知識の全くない目医者により、調子をおかしくされてしまう。

まさに、その狂った女への言葉が、How dare you! (よくもそんなことが言えるものだ!)である。環境を壊す輩も大きな問題だが、医療の名のもとに間違った目をつぶす行為を繰り返す、これらの目医者はより大きな問題を含んでいる。しかし、やはり正義が勝たなければこの世は闇なのである。

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Kちゃん

そう憤慨していたら、本棚に飾っていた子供の患者さんの手紙が目に入った。○○ちゃんは視力が0.02しかなくなりT大学で誤診され治療法が無いとされました。そして残酷にも、この○○ちゃんに、盲学校に行けと告げたのです。困り果てた母親が懸命に探して、日本に世界的な有名な眼科医があると聞き、当院に来ました。そこで僕が診察して誤診であることを診断しました。発症後時間が経っていて治療が難しかったのですが、僕の治療が奏功し、0.02から0.7まで視力が回復しました。この○○ちゃんは、その後、普通の小学校に入り元気に通っています。そんな子が僕に手紙を持ってきてくれるのです。この写真がその手紙の一つです。この手紙は僕の宝物です。そして、僕は、やはり患者を救うために、わが身を粉にして、全身全霊努力するしかないと、あらためて決心したのです。たとえ、愚かな目医者が実に不愉快な妨害を繰り返しても、僕が救うのは、患者そのものであり、この医療の仕事を選んだのは、聖職であると、人を救いたいとの一心からであり、その心はどんな邪心よりも強く、このような頭の狂ったとしか言いようのない、間違った医療を繰り返す目医者から、患者を救ってやろうと思うのです。これはほとんど神からの啓示を受けた世界なのです。

 

How dare you! 日本人の目を守る正義とは?

 

How dare you!(よくもまあそんなことが言えるものだ!How dare you say such a thing!) 

昨日の国連環境問題で16歳の環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、環境問題を後回しにして地球温暖化を無視して世界中に異常気象が起こり次世代の子供たちの地球を破壊している現状を、嘘をついてごまかしている参加した各国の代表へ言った言葉だ。

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大阪講演

先日の日曜日に、実は大阪で開かれた糖尿病関連の講演会で、最新の眼科医療について話した。いや、話そうとした。糖尿病は多くの目の病気が起こる。白内障緑内障、糖尿病性網膜症など世界の失明の1位2位3位のすべてが起こる。それ以外でも多くの目の病気が起こる。講演会では失明に至る目の順番に解説をしていった。特に誰でもかかる白内障は放置しておくと目の中の水が流れる隅角という場所が狭くなり、狭くなったために水の抵抗で眼圧が上がり緑内障となって失明する。国際眼科学会の世界宣言でも、緑内障の治療で最も有効で最初にやるべきなのは隅角を広げるためにも白内障手術をすべきである。という宣言がなされた。そして近年は多焦点眼内レンズの進歩が著しい。僕はこの多焦点レンズの一番最初から開発のグループの中にいる。最初にカナダのギンベル先生から誘われて、カナダの患者800人の多焦点レンズ移植術の手術後観察にかかわった。あれから30年弱もたった。日本で最初に本当の多焦点レンズ移植術も僕が行った。最初期の手術患者の細川護熙さんは十数年経つが、いまだに遠方近方とも良好で視力は裸眼で1.5も見えている。僕が眼科医となり目指したのは、裸眼ですべてが見える方法である。このために若い人ではレーシックの開発も行ったし有水晶体眼内レンズもいち早く日本で行ったし、白内障世代では多焦点眼内レンズを世界で最初に始めたグループにも入って海外で経験を積んだ。昨年のワシントンでの眼科の世界大会では、多焦点眼内レンズの世界から集まった結果の集大成を討論した学会で、パネリストとして一日中,世界からの発表へのコメントを、数千人の世界の眼科外科医へ発言した。文字通り、多焦点眼内レンズの世界の第一人者なのである。ところが日本国内にいると本当の多焦点レンズへの情報が入らない。この為もあり、大阪の講演会の参加者にも最先端のレンズ情報を伝えた。多焦点レンズの欠点である一時支払金が自費で高価であるのか欠点であることを指摘し、一方では保険適応の単焦点レンズであっても、これも僕が開発したモノヴィジョン法という方法で、それなりの裸眼視力が得られることも伝えた。非常に公平に話していたのである。僕は常にフェアであることを心掛けている。

ところが、この講演途中で、どうやら眼科医らしいのが参加していたようで、前に座った女が、質問時間が後でとってあったにもかかわらず、許可もなく匿名で、突然ヒステリックに「開放隅角だろう!」と怒鳴ったのである。僕はそのヒステリックな態度にムッと来たが、110名以上いる、僕の話が楽しみだといて参加してくれた聴衆者がいたのでおとなしく「そう開放隅角ですよ。でも白内障を放置していると、隅角が狭くなって緑内障が起こる可能性があり、白内障の前に緑内障で失明する方が多いのですよ』と答えた。しかし、その女は変わらずにヒステリックに、開放隅角だろう!と叫ぶ。どうやら緑内障が起こる仕組みを知らないらしい。このレベルの眼科医が日本では多いのですよ。さらに、興奮したのか、「糖尿病性網膜症を話さないで、多焦点レンズを宣伝している!」などと怒鳴るようになった。一対一なら退場してもらうように言っただろうが、他の僕の話を楽しみにしている方への意識も強いので、さらにおとなしく「順を追って話している。あとで糖尿病性網膜症も話します。それに宣伝など毛頭考えておりません」とおとなしく答えた。患者があふれかえっている当院で何が悲しくて宣伝などする必要があるものか。おとなしく答えたが、僕は怒りと悔しさで涙さえにじんだ。その女はぼくがおとなしく対応したからであろうか、さらに興奮して怒鳴っていたので、他の医師も含めた多くの参加者から、この無礼極まりない女に対して、「白内障の多焦点レンズの最新情報など聞きたいと思って楽しみできた」「深作先生のお話を、はなはだ失礼な態度で中断するのはやめてくれないか」「世界第一の眼科医に、免許があるかもしれないが見当はずれの自説を言う目医者は失礼極まりないし、拝聴したい我々に迷惑なので静かにしてくれ」という言葉が会場から届いた。

そのあと、僕は精一杯冷静に勤めて、話を終えた。ただ、目の前で訳の分からない遅れた知識しかない眼科医もどきが座り、侮蔑の言葉をまたは吐きやしないかとの思いで、すっかり調子が狂った。基本的に今の日本の眼科手術医療が世界の標準からかなり遅れており、治る目の病気が間違った遅れた眼科医療により、失明に至っているのが現状であるために、何とか世界最先端の医療を知識だけでも知ってもらって、人々の目を救う一助にしたいと、講演会を引き受けて話している。ところが、こんなヒステリックな女が前にいるだけで、大切な情報を伝えられなかった。網膜剥離の手術に日本で主に行っているバックリングは今や時代遅れであり、先進国で行っている最先端の硝子体手術で適切に手術すれば、網膜剥離は全て治る、などのいくつかの事項を伝えることができなった。さらにもっとも重要な情報の、手術の腕の差が手術後の視力そのものにつながる事実。つまり最高の眼科外科医を見つける努力が最も重要だというポイントも、ヒステリックな女が宣伝だなどと言ったので、伝えられなかった。

昨日も今日も朝早くから診療をして、もともと予定していた手術も多いのだが、さらに臨時の網膜剥離手術などを入れてしまい、また夜の10時過ぎまで手術室にこもった。スタッフは11時までかかった。この為にスタッフにタクシーを用意したり、帰宅できない者へはすぐそばのホテル宿泊を用意していた。日本のように手術代金が安い国では、このような過重な手術日程を立てると、手術している僕だけでなくスタッフも過酷な労働で疲れ果てる。さらに、タクシー券やホテル代金、スタッフの時間外労働など払うと完全な赤字の手術治療をしているのだ。このような治療を続けているのは、何とか人を助けたい、その一念だけでやっている。経済観念など全くない。やればやるほど、日本の安い手術代金や本当の国際基準の治療をしている当方には、補助も全くない状況では、赤字の手術を強いられているのだ。おかしな話で、大学病院など手術練習を中心としている研修病院には補助金が出される。昨日の手術も網膜剥離を研修病院で8回も受けて、網膜がボロボロになっている患者の手術を治す手術を施行した。研修病院は8回分の手術代金を取り、補助金ももらい、それで手術は失敗して失明の恐怖で、日本で最も良い病院の深作眼科を見つけて来たのだ。そして、夜中の手術を施行して、深作眼科は経費が掛かり赤字で手術終了したが、患者は治って喜んでいる。

これっておかしいだろうとは思う。でも患者を救いたい一心で常日頃頑張っている。ところが、大阪講演でのヒステリックな目医者から投げかけられた「宣伝しているだろう」との心無い言葉が刺のように引っかかっている。もう頑張るのをやめようかとも思ってしまう。僕の体力を支えていたのは多くの患者からの助けを求める声と声援である。でも、なぜ赤字で自らの命を削り、患者の目を守っているのに、しかも、患者の目をつぶしているのが、知識も技術もない、あの怒鳴って講演を中断させた目医者なのだから。見方を変えると、こんな不愉快な目医者の治療の失敗した患者の目を治しているということは、こんな不愉快極まりない目医者の尻ぬぐいを、僕は自己犠牲で行っているのだともいえる。こんな感謝するどころか実に不快にさせるバカな目医者の尻拭いなどやってられない、という思いが湧き出てくる。人を救うために正しい情報を伝えているのを、よりによって、宣伝だ!などと、それも多くの人々が楽しみにしていた講演会に潜り込んで、怒鳴りながらヒステリックに叫ぶのが、目医者のひとりなんですからね。あれから3日経つのに、頭が痛くて気分がすぐれないのです。それもで最も、今日も遅くまで白内障緑内障の手術をした後に臨時の網膜剥離の手術までこなした。いつまでもこんな自己犠牲は続けられない。人を救うという使命感が、頭のおかしな技術の知識の全くない目医者により、調子をおかしくされてしまう。

まさに、その狂った女への言葉が、How dare you! (よくもそんなことが言えるものだ!)である。環境を壊す輩も大きな問題だが、医療の名のもとに間違った目をつぶす行為を繰り返す、これらの目医者はより大きな問題を含んでいる。しかし、やはり正義が勝たなければこの世は闇なのである。

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Kちゃん

そう憤慨していたら、本棚に飾っていた子供の患者さんの手紙が目に入った。○○ちゃんは視力が0.02しかなくなりT大学で誤診され治療法が無いとされました。そして残酷にも、この○○ちゃんに、盲学校に行けと告げたのです。困り果てた母親が懸命に探して、日本に世界的な有名な眼科医があると聞き、当院に来ました。そこで僕が診察して誤診であることを診断しました。発症後時間が経っていて治療が難しかったのですが、僕の治療が奏功し、0.02から0.7まで視力が回復しました。この○○ちゃんは、その後、普通の小学校に入り元気に通っています。そんな子が僕に手紙を持ってきてくれるのです。この写真がその手紙の一つです。この手紙は僕の宝物です。そして、僕は、やはり患者を救うために、わが身を粉にして、全身全霊努力するしかないと、あらためて決心したのです。たとえ、愚かな目医者が実に不愉快な妨害を繰り返しても、僕が救うのは、患者そのものであり、この医療の仕事を選んだのは、聖職であると、人を救いたいとの一心からであり、その心はどんな邪心よりも強く、このような頭の狂ったとしか言いようのない、間違った医療を繰り返す目医者から、患者を救ってやろうと思うのです。これはほとんど神からの啓示を受けた世界なのです。

 

朝日カルチャーセンター眼科講演会開催。9月15日が横浜。11月9日が新宿。12月14日が千葉。

すでに、湘南と立川の朝日カルチャーセンターにて眼科講演会を開きました。両会とも満員で、会場を広げた後も入りきれずに、実に多くの方々に聴講に来ていただきました。

今回さらに横浜、新宿、千葉と朝日カルチャーセンターでの追加講演会があります。いままでの状況ですと、早めに満員になる可能性がありますので、聴講ご希望の方は早めに朝日カルチャーセンターのそれぞれの事務所に申し込んでください。

内容はそれぞれ変えています。全ての会を聴講しても面白いと思います。世界最先端の眼科治療について、日本の皆さんはほとんどご存じないのが現状です。世界最先端の手術治療を知れば、100歳まで裸眼で1.0以上の視力を保てることができます。遅れた日本の眼科外科の実情は困ったことですが、世界中で活躍する私が、世界最先端の眼科治療について皆さんに分かりやすく直接解説します。終了後は質問も受けます。このような機会はめったにないので、ぜひご活用ください。

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世界最高医が教える目が良くなる32の方法

 

日本人お8割近くが使っているというスマホが目の障害を来すことを知っていますか?スマホが必要だからこそ上手な付き合い方を学ぶべし

先ほどまで、テレビ朝日のスタジオにて番組の収録がありました。
17日火曜日の夜7時からテレビ朝日の特番です。「林修今でしょ!」という番組です。
今時の話題ですが、スマホと目の病気について話を進めていきます。3時間特番の中ですが、1時間は話すことになると思います。スマホによる目の病気から始まって、多くの目の病気について、わかりやすく解説しています。

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最高の視力は最高の眼科外科医による手術により決まる

今や65歳以上の高齢者が人口の3割となった日本。世界で最も高齢化が進んだ社会である。命を長らえる為の治療法は発達している日本であり、平均寿命は90歳となってきている。しかしむき出しの臓器である目の寿命は生命の寿命よりもずっと短い。まさに65歳以上の高齢者はすべて何らかの目の病気を持っている。目の寿命が60~70歳と命より短いからである。例えてみれば、車の本体の寿命は10年でも20年でももつのに、ブレーキやライトの寿命はずっと短く、定期的に変えなくてはならない。目はまさにこれで、高齢者は特に目の手術治療が最も重要である。皆さんはブレーキの利かない車やライトが切れている車に乗りたいですか?眼科外科医からの世界最先端の手術治療を受けることで、100歳でも裸眼で1.0以上の視力は可能であり、そうしなくてはいけません。
 残念ながら、日本には最先端の手術治療をできる眼科外科医は数人しかいないでしょう。でもみなさんは、自らを守るためには、正しい情報を得て、とにかく最高の腕を持った眼科外科医を探すことがすべてに最優先します。少なくとも2万症例ほどの手術件数で、白内障緑内障網膜剥離の全ての手術に精通しており、成功率99%以上の眼科外科医を選ぶべきです。僕自身は15万件以上の手術経験と、白内障緑内障網膜剥離の手術件数は世界で最も多く、多くの近代的眼科手術の手術術式そのものの開発者です。間違いなく世界のトップの成績です。僕らぐらい多くの手術を経験していると、もはや手術で失敗することはありませんが、手術中の事故はあります。患者が動いたり、強い外傷後の患者で予期できぬ事故は1万例に1例ほどの確率で起きています。これが眼科外科医のアメリカでのトップランキングですね。アメリカの末端ランクは、当然ながら大学病院などの研修病院の研修医です。研修病院での治療は練習台になることですので、アメリカではこ手術代金がほぼタダになるのです。医療費の異様に高いアメリカでは、研修病院で練習台になってもタダならよいと、納得して手術を受けられます。ここら辺の意識をもって、ご自分のかかる医師を見つけるとよいでしょう。
 いくら長生きしても、目の見えなくなった生活などどれほどつらく苦しいかは、目をつぶっただけでも想像できるでしょう。生涯にわたって視力を失わない生き方が、生活の質を上げる為にどんなに重要かが分かると思います。
 一昨日の6月1日は、朝日カルチャーセンター立川で講演会があった。満員で盛況で大きな教室に変えてそれでも足りずに、多くの聴衆希望者の希望を叶えられずお断りせざるを得なかったとのことであった。他の場所でも時間が都合つけば講演会をするのでまた聞いてください。
 今日の診察に早速聴講者が患者としてが来院した。この患者は待たせると失明間違い無いので、明日、深作眼科六本木院で手術することになった。通常での手術待ちが半年程あるので、通常の手術予定で間に合わないので、早い手術予定をした。これでなんとか失明するのを防げると思われる。
 あと、江部先生主催の糖質制限推進協会の大阪講演で、僕が、眼科と糖質制限の話題でお話しします。関西の方は参加したらどうでしょうか?9月22日(日)13時半から16時の間で、江部先生と僕の合同講演が予定されています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、群衆、室内
 
 
 
 

救急に駆け込むより時間をかけて最高の眼科外科医を見つけるのが重要

 週末になるとよく思うのですが、医療では救急が患者の関心事でしょう。眼科でもそうだと思います。網膜剥離で急に見えにくくなった時に、救急病院に行きたくなります。
でも、たいがいは不安感は判断を誤らせます。まずは眼科では救急は無いと考えて間違いがありません。特殊な眼球破裂は急ぐでしょうが、それでも救急病院に行くのはやめたほうが良い。眼科の難しい症例であるほど、救急病院で治療はできません。
 結構ある例ですが、具体的に体験した例を紹介します。例えば20歳の有名大学経済学部の男子学生が丹沢の山歩きを楽しんでいました。すると上から小石が転がり落ちて彼の左目にあたりました。目から血が出てびっくりした彼は救急車を依頼しました。彼は母校愛が強かったのか自分の母校の医学部病院に運んでくれるように救急車に頼んだのです。そして救急部で目の治療を受けました。
 後日、彼は経過が悪いということで評判の高い深作眼科を受診したのです。その患者は僕が診ました。でももはや彼の目は治療しようがない状況でした。なぜなら、彼の目はもうなくなっていたからです。魔法使いではありませんから、無い目は治せません。動く義眼の手術ぐらいしかできません。時間が経ってから大学病院のカルテのコピーが届きました。その内容を見て愕然としたのです。救急外来での眼科医の記載によると「患者の受傷眼を見ると、血だらけでどうなっているか分からない。他方の右目に影響すると困るので眼球を摘出する」とありました。
 基本的に目の癌でもない限りは、眼球破裂も含めて眼球摘出はしてはいけません。眼球破裂でも迅速な角膜移植術、人工眼内レンズ移植術、網膜剥離復位術などをできるだけ早く施行すれば、治る例が多いのです。彼の目も、おそらく私なら治せたと思うと、気の毒で愕然としたのです。
 別の例をお話ししましょう。50歳代の学校の先生の話です。ある日の休日に、彼は趣味のバイクを整備していました。機械のピンを抜こうとしてペンチで引っ張りました。渾身の力を入れたその時に、つかんだピンから滑ったペンチが彼の左目を突いたのです。眼球破裂でした。県北部の住居近くの大学病院に救急搬送されました。彼はそこに入院して眼球破裂の創を縫われたそうです。しかし、水晶体もどこかに飛んでなくなり、虹彩も切れて、網膜もはがれている上に、目の中は血だらけでした。
 その大学病院の担当医はもはやこれ以上の治療はできないと告げたのです。困ってしまった患者に対してこの担当医は「深作眼科ならできるかも」と言ったそうです。これはとても勇気ある行動です。日本の大学病院では他院に治療をお願いすることなどないからです。できないことをできないと患者に伝えることは日本では勇気がいるのです。
 この結果、患者さんは受傷後2週間で当院への受診となりました。眼球内は血で満たされていました。超音波の検査でも網膜剥離は診断できました。水晶体はなくなっていました。虹彩は受傷時か救急の処置時かにほぼ切り落とされていました。これに対して、緊急で手術を予定しました。
 アメリカのアイバンクは夜中でしたが、電話をかけて当直の医師に依頼し、朝一番で移植用の角膜を送ってくれるようにお願いしました。翌日になって角膜が届き、受診後二日目に手術となりました。角膜全層移植術をして、眼内レンズを逢着して、目の中を見えるようにして硝子体手術で出血塊を取り除きました。網膜は全剥離で、網膜周辺の鋸状縁で破けていました。増殖膜を剥離して、網膜を空気下で復位させました。かなり網膜も傷んでいたために、シリコンオイルで押さえつけることにしたのです。
 最終的には、この患者さんは視力0・9まで回復して、非常に満足してご自宅に帰ったのです。教師に復帰もできました。
 繰り返しますが、救急病院での眼科治療は目にゴミが入ったから取ってほしいという程度なら行っても良いですが、手術には期待しないほうが良い。かえって悪くなることが多いのです。これが現実です。
 人を救うためには、真実を伝えねばならないし、人々も真実に目を開かなくてはなりません。


 最後に、目の幸せの為に、僕の油彩画の新作をお見せしましょう。Narcissusです。泉に映った自らの姿に恋をして見続けた美少年がスイセンの花とかしたギリシャ神話を題材に描いたものです。ただ主人公は女性に変えています。自らの美しさに酔ってしまうのは女性のほうが多いはずだからです。解釈はどうあれ、じっと見つめる瞑想の瞬間は、彼女は幸せなのです。
I have painted my new oil painting titled " Narcissus"
As you know, some beautiful boy loves himself on the pond. He transformed himself into a narcissus. It comes from Greek myth. I have painted a girl looking herself in the pond. She is lost in meditation.

自分の大事な目を研修材料にしない

今日も手術を沢山施行しました。初めから手術施行すれば、今やすべての距離、近く、中間距離、遠方とすべてが焦点が合い、裸眼で見えることができるようになります。
しかし、他で手を付けてきた患者さんは、多くが治せない状況まで追い詰められています。
なぜ、2つしかない大事な自分の目を、手術の研修材料、つまり練習台になるのに、それをわからずに、大学病院や総合病院などの研修病院で、深く考えもせず、情報も集めないで、安易に手術を受けて、後で後悔する道を選ぶのか?
毎日横浜と東京六本木の深作眼科で並行して数十件の目の手術をしています。でも残念ながら、かなりの多くの症例が、全国の大学や総合病院や民間病院の研修施設で手術を受け失敗し、助けを求めて東京と横浜の深作眼科に助けを求めてくるような、やるのに難儀する、しかも研修病院の尻ぬぐいをしてやるような症例がいまだに多く来ます。
初めから深作眼科で手術をすれば、世界最高の手術後の結果を出せます。白内障多焦点レンズ移植術であれば、裸眼ですべての距離が1.0以上が見えます。緑内障も進行を抑えられます。網膜剥離も完全に直せるのです。とにかく他では手を付けずに、もちろん手遅れにならないうちに、東京か横浜の深作眼科に来ることが、現在の世界では、最も良い選択肢なのです。詳細を知りたければ、僕が近年出版した6冊の本をお読みください。全てがそこにあります。
僕にとって手術は芸術と同じ、芸術そのものです。つまり常に最高の結果を出すための、最高度の洗練された最高の技量と、最高の機材と材料で、世界最高の結果を常に出す努力をしているからです。

手術が終了した夜中と週末に油彩画を描いています。これも世界最高でありたいと願っています。