最高の視力は最高の眼科外科医による手術により決まる

今や65歳以上の高齢者が人口の3割となった日本。世界で最も高齢化が進んだ社会である。命を長らえる為の治療法は発達している日本であり、平均寿命は90歳となってきている。しかしむき出しの臓器である目の寿命は生命の寿命よりもずっと短い。まさに65歳以上の高齢者はすべて何らかの目の病気を持っている。目の寿命が60~70歳と命より短いからである。例えてみれば、車の本体の寿命は10年でも20年でももつのに、ブレーキやライトの寿命はずっと短く、定期的に変えなくてはならない。目はまさにこれで、高齢者は特に目の手術治療が最も重要である。皆さんはブレーキの利かない車やライトが切れている車に乗りたいですか?眼科外科医からの世界最先端の手術治療を受けることで、100歳でも裸眼で1.0以上の視力は可能であり、そうしなくてはいけません。
 残念ながら、日本には最先端の手術治療をできる眼科外科医は数人しかいないでしょう。でもみなさんは、自らを守るためには、正しい情報を得て、とにかく最高の腕を持った眼科外科医を探すことがすべてに最優先します。少なくとも2万症例ほどの手術件数で、白内障緑内障網膜剥離の全ての手術に精通しており、成功率99%以上の眼科外科医を選ぶべきです。僕自身は15万件以上の手術経験と、白内障緑内障網膜剥離の手術件数は世界で最も多く、多くの近代的眼科手術の手術術式そのものの開発者です。間違いなく世界のトップの成績です。僕らぐらい多くの手術を経験していると、もはや手術で失敗することはありませんが、手術中の事故はあります。患者が動いたり、強い外傷後の患者で予期できぬ事故は1万例に1例ほどの確率で起きています。これが眼科外科医のアメリカでのトップランキングですね。アメリカの末端ランクは、当然ながら大学病院などの研修病院の研修医です。研修病院での治療は練習台になることですので、アメリカではこ手術代金がほぼタダになるのです。医療費の異様に高いアメリカでは、研修病院で練習台になってもタダならよいと、納得して手術を受けられます。ここら辺の意識をもって、ご自分のかかる医師を見つけるとよいでしょう。
 いくら長生きしても、目の見えなくなった生活などどれほどつらく苦しいかは、目をつぶっただけでも想像できるでしょう。生涯にわたって視力を失わない生き方が、生活の質を上げる為にどんなに重要かが分かると思います。
 一昨日の6月1日は、朝日カルチャーセンター立川で講演会があった。満員で盛況で大きな教室に変えてそれでも足りずに、多くの聴衆希望者の希望を叶えられずお断りせざるを得なかったとのことであった。他の場所でも時間が都合つけば講演会をするのでまた聞いてください。
 今日の診察に早速聴講者が患者としてが来院した。この患者は待たせると失明間違い無いので、明日、深作眼科六本木院で手術することになった。通常での手術待ちが半年程あるので、通常の手術予定で間に合わないので、早い手術予定をした。これでなんとか失明するのを防げると思われる。
 あと、江部先生主催の糖質制限推進協会の大阪講演で、僕が、眼科と糖質制限の話題でお話しします。関西の方は参加したらどうでしょうか?9月22日(日)13時半から16時の間で、江部先生と僕の合同講演が予定されています。

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救急に駆け込むより時間をかけて最高の眼科外科医を見つけるのが重要

 週末になるとよく思うのですが、医療では救急が患者の関心事でしょう。眼科でもそうだと思います。網膜剥離で急に見えにくくなった時に、救急病院に行きたくなります。
でも、たいがいは不安感は判断を誤らせます。まずは眼科では救急は無いと考えて間違いがありません。特殊な眼球破裂は急ぐでしょうが、それでも救急病院に行くのはやめたほうが良い。眼科の難しい症例であるほど、救急病院で治療はできません。
 結構ある例ですが、具体的に体験した例を紹介します。例えば20歳の有名大学経済学部の男子学生が丹沢の山歩きを楽しんでいました。すると上から小石が転がり落ちて彼の左目にあたりました。目から血が出てびっくりした彼は救急車を依頼しました。彼は母校愛が強かったのか自分の母校の医学部病院に運んでくれるように救急車に頼んだのです。そして救急部で目の治療を受けました。
 後日、彼は経過が悪いということで評判の高い深作眼科を受診したのです。その患者は僕が診ました。でももはや彼の目は治療しようがない状況でした。なぜなら、彼の目はもうなくなっていたからです。魔法使いではありませんから、無い目は治せません。動く義眼の手術ぐらいしかできません。時間が経ってから大学病院のカルテのコピーが届きました。その内容を見て愕然としたのです。救急外来での眼科医の記載によると「患者の受傷眼を見ると、血だらけでどうなっているか分からない。他方の右目に影響すると困るので眼球を摘出する」とありました。
 基本的に目の癌でもない限りは、眼球破裂も含めて眼球摘出はしてはいけません。眼球破裂でも迅速な角膜移植術、人工眼内レンズ移植術、網膜剥離復位術などをできるだけ早く施行すれば、治る例が多いのです。彼の目も、おそらく私なら治せたと思うと、気の毒で愕然としたのです。
 別の例をお話ししましょう。50歳代の学校の先生の話です。ある日の休日に、彼は趣味のバイクを整備していました。機械のピンを抜こうとしてペンチで引っ張りました。渾身の力を入れたその時に、つかんだピンから滑ったペンチが彼の左目を突いたのです。眼球破裂でした。県北部の住居近くの大学病院に救急搬送されました。彼はそこに入院して眼球破裂の創を縫われたそうです。しかし、水晶体もどこかに飛んでなくなり、虹彩も切れて、網膜もはがれている上に、目の中は血だらけでした。
 その大学病院の担当医はもはやこれ以上の治療はできないと告げたのです。困ってしまった患者に対してこの担当医は「深作眼科ならできるかも」と言ったそうです。これはとても勇気ある行動です。日本の大学病院では他院に治療をお願いすることなどないからです。できないことをできないと患者に伝えることは日本では勇気がいるのです。
 この結果、患者さんは受傷後2週間で当院への受診となりました。眼球内は血で満たされていました。超音波の検査でも網膜剥離は診断できました。水晶体はなくなっていました。虹彩は受傷時か救急の処置時かにほぼ切り落とされていました。これに対して、緊急で手術を予定しました。
 アメリカのアイバンクは夜中でしたが、電話をかけて当直の医師に依頼し、朝一番で移植用の角膜を送ってくれるようにお願いしました。翌日になって角膜が届き、受診後二日目に手術となりました。角膜全層移植術をして、眼内レンズを逢着して、目の中を見えるようにして硝子体手術で出血塊を取り除きました。網膜は全剥離で、網膜周辺の鋸状縁で破けていました。増殖膜を剥離して、網膜を空気下で復位させました。かなり網膜も傷んでいたために、シリコンオイルで押さえつけることにしたのです。
 最終的には、この患者さんは視力0・9まで回復して、非常に満足してご自宅に帰ったのです。教師に復帰もできました。
 繰り返しますが、救急病院での眼科治療は目にゴミが入ったから取ってほしいという程度なら行っても良いですが、手術には期待しないほうが良い。かえって悪くなることが多いのです。これが現実です。
 人を救うためには、真実を伝えねばならないし、人々も真実に目を開かなくてはなりません。


 最後に、目の幸せの為に、僕の油彩画の新作をお見せしましょう。Narcissusです。泉に映った自らの姿に恋をして見続けた美少年がスイセンの花とかしたギリシャ神話を題材に描いたものです。ただ主人公は女性に変えています。自らの美しさに酔ってしまうのは女性のほうが多いはずだからです。解釈はどうあれ、じっと見つめる瞑想の瞬間は、彼女は幸せなのです。
I have painted my new oil painting titled " Narcissus"
As you know, some beautiful boy loves himself on the pond. He transformed himself into a narcissus. It comes from Greek myth. I have painted a girl looking herself in the pond. She is lost in meditation.

自分の大事な目を研修材料にしない

今日も手術を沢山施行しました。初めから手術施行すれば、今やすべての距離、近く、中間距離、遠方とすべてが焦点が合い、裸眼で見えることができるようになります。
しかし、他で手を付けてきた患者さんは、多くが治せない状況まで追い詰められています。
なぜ、2つしかない大事な自分の目を、手術の研修材料、つまり練習台になるのに、それをわからずに、大学病院や総合病院などの研修病院で、深く考えもせず、情報も集めないで、安易に手術を受けて、後で後悔する道を選ぶのか?
毎日横浜と東京六本木の深作眼科で並行して数十件の目の手術をしています。でも残念ながら、かなりの多くの症例が、全国の大学や総合病院や民間病院の研修施設で手術を受け失敗し、助けを求めて東京と横浜の深作眼科に助けを求めてくるような、やるのに難儀する、しかも研修病院の尻ぬぐいをしてやるような症例がいまだに多く来ます。
初めから深作眼科で手術をすれば、世界最高の手術後の結果を出せます。白内障多焦点レンズ移植術であれば、裸眼ですべての距離が1.0以上が見えます。緑内障も進行を抑えられます。網膜剥離も完全に直せるのです。とにかく他では手を付けずに、もちろん手遅れにならないうちに、東京か横浜の深作眼科に来ることが、現在の世界では、最も良い選択肢なのです。詳細を知りたければ、僕が近年出版した6冊の本をお読みください。全てがそこにあります。
僕にとって手術は芸術と同じ、芸術そのものです。つまり常に最高の結果を出すための、最高度の洗練された最高の技量と、最高の機材と材料で、世界最高の結果を常に出す努力をしているからです。

手術が終了した夜中と週末に油彩画を描いています。これも世界最高でありたいと願っています。

世界最高医が教える、目が良くなる32の方法、ダイアモンド社新刊出る

ダイアモンド社の新刊本を紹介される、ダイヤモンドオンラインで本書の一部を紹介するニュースの連載が始まりました。インターネットのサイトは下記のとおりです。

https://diamond.jp/articles/-/186701


内容の一部を紹介します。内容は本書の記載と一部重複します。
 深作秀春氏は、日本最大級の眼科である深作眼科の院長。これまでに15万件の手術実績があり、様々な手術方法を開発したことで海外でも高い評価を受けている。レーシック手術を日本で初めて成功させた医師としても知られている。
深作院長によれば、老年期にほぼすべての人がかかる「白内障」も、世界最先端の「眼内レンズ手術」をすれば、裸眼で生活できるまでに視力が回復するという。正しい知識を吸収すれば、人生100年時代を裸眼で生きることも可能な時代になったのだそうだ。
しかし、日本の眼科治療は海外に比べて遅れており、間違った常識や誤った治療法がまかり通っているのだという。我々は、あまりにも大切な「目」について無知なのだ。
このたび、ダイヤモンド社から『世界最高医が教える目がよくなる32の方法』を上梓した深作院長が、目がよくなるポイントをわかりやすく解説していきます。
子どもが外で遊ばなくなったことが近視化の原因
深作秀春(ふかさく・ひではる)
 神奈川県横浜にて1953年生まれ。運輸省航空大学校を経て、国立滋賀医科大学卒業。米国海軍病院横浜市立大学附属病院、昭和大学藤が丘病院、米国シェパード眼科病院、独逸ブレーメン・ルッケ眼科病院などで研鑽。並行して1988年に深作眼科を開院。開院後もさらに日本と欧米を往復し、特にアメリカやドイツなどで研鑽を積み、世界的に著名な眼科外科医に成る。白内障緑内障等の近代的手術法を開発。アメリ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)にて常任理事、眼科殿堂選考委員、学術賞審査委員などを歴任。ASCRS最高賞をこれまでに20回受賞。横浜と六本木に開設された深作眼科は日本最大級の眼科として知られ、スーパードクターとして15万件の手術を経験している。2017年、世界最高の眼科外科医に贈られるクリチンガー・アワードを受賞している。
深作秀春氏は、正真正銘の世界最高医が、わかりやすく目がよくなる生活習慣や食生活などを解説。老年期にほぼすべての人がかかる「白内障」も、世界最先端の「眼内レンズ手術」をすれば、裸眼で生活できるまでに視力が回復するという。正しい知識を吸収すれば、人生100年時代を裸眼で生きることも可能な時代になったのだ。

そこで、『目がよくなる32の方法』について、深作先生への質問です。
Q『近年の子どもたちには近視が増えています。それは統計を見ても明らかです。何が違うのでしょうか?』
A,その違いを統計的に調べ、推測されている原因がいくつかあります。昔の子どもは外の空き地でよく遊びましたよね。ところが、最近は空き地もないし、子どもたちは受験勉強に縛られて家の中で過ごしていますね。
つまり外の光を十分に浴びていないわけです。紫外線の害について語られることはよくありますが、紫外線のプラス面についてはあまり語られないのです。
大人になると紫外線による白内障や網膜の障害が大きな問題になります。しかし子どものうちは紫外線の害よりも利点の方が多いのです。子ども時代は、紫外線による障害は活発な代謝によって相殺されます。なんにでも、プラスとマイナスがあるということです。
紫外線とは可視光線の紫より短い波長である不可視光線の電磁波です。近年の研究ではこの紫外線だけでなく可視光線の紫の光(ヴァイオレット・ライト)の近視予防効果を強調する発表もあります。結論的に言えば、400ナノメーター前後の波長により近視化予防効果があるとのことです。
この理由を考えましょう。目を形作る細胞、特に角膜や強膜などには膠原線維(コラーゲン)が多くあります。紫外線を浴びることで、膠原線維同士が繋がって太く硬くなります。眼球が硬くなることで近視化予防が可能であることが分かって来たのです。
つまり日光で浴びる程度の紫外線なら、子ども時代であればマイナスよりもプラス面が大きいということです。
近視化は、目の圧力(眼圧)で眼球が内側から伸びて、目の長さ、つまり眼軸が伸びることで起きます。目の長さが伸びることで近視が進むのです。昔の子どもたちは学校が終わると、外でのびのび遊んで、日の光を浴びていました。このことで紫の光や紫外線も十分に浴びて、目の膠原線維同士が繋がって眼球の組織が太くなります。目が硬くなることによって、眼圧によって伸びる割合が減るはずです。そうすると近視化が少なくなるはずなのです。
もうわかりましたか? 子どもの頃の近視化を防ぐには、昼間は外で、みんなで遊びやスポーツをして、日光を十分に浴びるほうが良いということです。
子どもの近視進行を防ぐ簡単な方法とは?
 『勉強のしすぎで視力が落ちるわけではない』
 巷では、勉強しすぎて近くばかり見ていることで、近視化すると言われてもいます。しかし、この俗説は間違っています。
勉強すること自体が悪いのではなく、外で遊ぶ時間をとれないことで目が柔らかいままなのが問題なのです。目が柔らかいと、目の圧力(眼圧)でどんどんと目の長さ(眼軸)が伸びて、近視化が進むといえます。
 私自身の話で恐縮ですが、小学校でも勉強は一生懸命しました。同時に外の空き地で野球もやりました。毎年の夏休みは海辺の太陽の下で過ごしていましたが、夜は毎日1冊の本を読むほどの読書家でした。
 中学校ではサッカーの選手で、日中はサッカー部の練習があり、太陽の下でサッカーに夢中でした。帰宅後は仮眠を取り、夜中に起きて猛勉強をしました。もしも勉強をたくさんやったのが近視を起こす原因なら、誰よりも勉強を頑張っていた私も近視となっていたでしょう。
しかし、私は勉強もしましたが、日中は外で遊びやスポーツをして過ごしましたので、紫外線や紫光(ヴァイオレット・ライト)を浴びて眼球の組織が硬くなりました。その結果全く近視にはなりませんでした。
 このように、本を読むなど、近くの物をよく見ることが近視化の原因ではないのです。子ども時代は外でよく遊ぶとか、太陽の下でのスポーツをしていれば、家で猛勉強しても近視化はあまり起きません。

『著者からのメッセージ』
現在は、1950年代までの平均寿命50 歳代の世界ではありません。いまや90歳に迫る平均寿命ですが、目の平均寿命は70歳未満なのです。ですから、ちゃんとした目の治療をしないと、長生きしても視力を保てず、悲惨な残りの人生を送ることになりかねません。
世界トップの眼科治療を知り、最高の判断で、最高の眼科治療を受け、快適な裸眼視力を得られれば、輝きに満ちた人生を送ることができるのです。
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ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
『世界最高医が教える目がよくなる32の方法』
深作秀春:著 価格(本体):1500円+税  発行年月:2018年12月 判型/造本:46並製、256ページ  ISBN:978-4-478-10707-2
さよなら、メガネ・コンタクト!
今こそ裸眼革命の時代

深作秀春氏は、日本最大級の眼科である深作眼科の院長。これまでに15万件の手術実績があり、様々な手術方法を開発したことで海外でも高い評価を受けている。正真正銘の世界最高医が、わかりやすく目がよくなる生活習慣や食生活などを解説。老年期にほぼすべての人がかかる「白内障」も、世界最先端の「眼内レンズ手術」をすれば、裸眼で生活できるまでに視力が回復するという。正しい知識を吸収すれば、人生100年時代を裸眼で生きることも可能な時代になったのだ。
☆子供の近視を防ぐ方法
☆視力を上げる生活習慣
☆目がよくなる食べ物
☆老眼を簡単に治療する方法
白内障も完全に治る・・・etc

12月5日にダイアモンド社より、新しい眼科一般本を上梓しました

My new ophthalmic general book will be come out on December 5th.
This book offer you many useful informations how to obtain the best uncorrected visual acuity in his/her whole life.
Please read this and bring back lots useful informations to keep your best vision and upgrade your visual quality.

2018年12月5日(水)より、深作秀春院長新刊
「世界最高医が教える『目がよくなる32の方法』」
ダイヤモンド社、1500円+税金、税込1,620円)
が発売されることになりました。
現在、Amazonでも予約受付中です
ぜひご予約ください。
 特に新しい知見が多く入っています。今年のトピックスの、本当のドライアイの治療法、近視進行を抑える方法、白内障手術後の拡張型焦点レンズ移植ですべての焦点つまりすべての距離を裸眼で見えるようになる方法、など世界のホカホカの最新情報がてんこ盛りです。日本にこの知識が入るのは通常は10年はずれますので、これはとても価値の高い情報です。

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正真正銘の世界最高医が、わかりやすく目がよくなる生活習慣や食生活などを解説。老年期にほぼすべての人がかかる「白内障」も、世界最先端の「眼内レンズ手術」をすれば、裸眼で生活できるまでに視力が回復するという。正しい知識を吸収すれば、人生100年時代を、今や裸眼で遠くも中間も近くも、全てが良く見えることも可能な時代になったのです。

◆32の方法の内容の一部:
1 子供時代の近視化を防ぐ方法は? 
2 近視の進行を防ぐ方法 
3 調節力を回復するための身近な方法
4 目に良い食べ物は何か? 
5 斜視を治す方法 
6 老眼を簡単に治療する方法 
7 睡眠時に矯正するオルソケラトロジー 
8 3Dアートで視力は向上しない 
9 スマホとの付き合い方に注意 
10 コンタクトは目を障害する可能性がある 
11 ドライアイはコンタクトに向いていない 
12 眼球体操は網膜剥離の危険が 
13 眼球はむき出しの臓器 
14 目は洗ってはいけない 
15 プールではゴーグルを着ける 
16 炎天下では適切なサングラスを 
17 目をこすってはいけない 
18 タバコは目にも害悪を与える 
19 レーシックは夢の技術か? 
20 白内障手術による視力回復 
21 白内障手術はどこでも同じ結果ではない 
22 手術代金によるレンズの選び方 
23 多焦点レンズの種類と選択方法 
24 進化する白内障手術 
25 世界最先端の多焦点眼内レンズ 
26 多焦点レンズにおける乱視の克服 
27 多焦点レンズ移植ができる医師は少ない 
28 バックリング手術は受けてはいけない 
29 白内障は放置してはいけない 
30 緑内障は手術で治せる 
31 眼球破裂でも超上級者なら治せる 
32 糖尿病性網膜症は糖質制限と硝子体手術で治せる 

アマゾン予約へのリンク
https://www.amazon.co.jp/dp/4478107076/ref=sr_1_11

公募日本の絵画でグランプリ大賞受賞

2年に1回行われる、公募日本の絵画という絵画の大型コンペにて、2019年度のグランプリ大賞を受賞しました。
 芸術の世界でも世界の頂点を目指して制作活動をしています。10年ほど前に、パリの画廊にピカソの孫が相続したピカソ絵画の傑作を持参しました。ピカソの写真を20年以上撮り続けたデイヴィッド・ダグラス・ダンカンさんから、南仏のサントロペでピカソの思い出を一晩中聞いていました。そんな記憶もあるし、ピカソの制作の場を訪ねたこともあり、ピカソの孫が持参した絵を購入しないかとの申し出には迷いました。
 そして、神の啓示が起きたように、一晩考えていた僕に決意が生まれました。ピカソの絵は一枚でもここまで感動をもたらせたのだ。購入すればその感動はあるだろう。でもこの一枚だけだ。それならば、ピカソを超える画家になろう。もっとずっと多くの感動を得るであろう。
 こうして、プロの画家へ多摩美大の大学院も卒業しパリの美学校やニューヨークのアートスチューデンツリーグなどでの研鑽を積んできました。でも結局は芸術を作る本質は、自分自身の歩んできた人生なんだと目が開かれ、自分の絵画の傾向が、ただうまいだけでなく人を感動させられる、自分自身を感動させられる絵画へと変化していったのです。


 この表れの一つがこの大賞作品の「Woman in the Ruins」です。日本のトップランクの絵画コンペで大賞を取ったことは良き力を発揮する励みになります。次は世界トップへの挑戦です。
 この大賞作品は来年1月の展覧会で見られます。情報は以下の通りです。
http://www.nagai-garou.com/koubo_nihon/index2018.html

人工虹彩、眼科形成外科は世界では普通だが日本にはほぼ無い不思議


アメリカ眼科学会に出ると日本の問題が分かりやすくもあります。例えば、この人工虹彩などはヨーロッパから発達して、最近はアメリカでも行われるようになったものです。左の目は、日本語では白子もしくはアルビノと知られている方に合併した虹彩異常です。このほかにも日本の患者さんでも、無虹彩症と言われる虹彩が生まれつきほとんど無いとか、怪我や手術で虹彩が切れたりなくなったりする例もあります。向かって右側が、左の患者眼に人工虹彩を移植したものです。
左の虹彩異常はまぶしく視力も出にくいだけでなく、本人にとっては見た目が悪いと、とても気にしています。
日本ではこの見た目を補ってやる医療が不足しています。現に(当院以外での)日本で手術した義眼は動かないので、すぐに義眼と分かり、本人は異常に気にするのです。そしてこの義眼を反対の正常眼と同じように動ける、動く義眼手術を日本で行っているのは、深作眼科で僕が行っているだけなのです。
日本で一人だけしか行っていない為か、日本での保険がカバーしてくれないので、全くのボランティア手術のようなもので赤字の手術で行っています。人を救うということは、日本では先進的な医療人が自己負担で赤字で患者を救っているのです。
この人工虹彩も日本には入っていません。患者は多くいるのにです。しかも虹彩の写真を送って、同じような虹彩の模様と色に職人が絵を描くように仕上げるので手間も費用もかなり掛かります。
日本では見た目の問題を病気ととらえていないのです。治験がメーカーの思惑に合わせてきたために、効きもしない薬を大量に保険適用にして、保険の赤字がすごいというのなら、まずは例えば、全ての薬をアメリカのFDA(食品医薬品局)の厳密でほぼ正しい検査結果にゆだねて、効く薬だけ保険適用にすれば保険金はいくらで余ります。
この金で、動く義眼や人工虹彩の手術を保険でカバーしてほしいものです。目は顔の真ん中にあり、最も目立つ場所です。義眼が動かない為、他人の目が気になるとか、虹彩が無くてまぶしく見えず、見た目もおかしく、他人の目を気にして顔を見れないなどの、患者の苦しみは、本人でないとわからないのです。
これから、ニューヨークでの仕事で移動します。外国から日本を見ると日本のおかしな面が良くわかります。しかし、日本の良さも判ります。日本と同じようなサービスは相当高級な場所に行かないとまずはありません。